【クリッパーバンDR17V(エブリィ)のオイル交換】交換方法、交換時期、粘度、量など

DR17Vのオイル交換のアイキャッチ クルマのこと

今回は、家族に頼まれたクリッパーバンのエンジンオイル交換をやります。

次回の交換と、皆さんの参考になればと思い記録しておきます。エブリィ(DR17V)ともエンブレム違いなので、エブリィオーナーの方もぜひご覧ください。

オイル交換時期

DR17Vクリッパーバン、エブリィのオイル交換時期はターボのあるなしによって変わってきます。

ターボなしの場合、前回の交換から10000㎞・もしくは6か月での交換。シビアコンディション(悪路での走行や、短距離走行の繰り返しなど)では半分の5000㎞・もしくは3か月での交換が推奨されています。

ターボありの場合は、前回の交換から5000㎞・もしくは6か月で交換。シビアコンディションの場合では2500㎞・もしくは3か月での交換が推奨されています。

またオイルフィルターに関しては、ターボのありなしにかかわらず10000㎞、シビアコンディションでは5000㎞が交換時期とされています。

使用オイルとオイル量

使用するオイルは、SNの5w‐30です。

SNとはアメリカ石油協会(API)によるエンジンオイルに規格の一つで、SAから始まり、Sの次のアルファベットが進むごとに規格が新しく、高性能になっていきます。

ちなみに、ディーゼルエンジンではSではなくCと表記されています。

オイル量は2.7Ⅼ、フィルター交換時は2.8Ⅼとなります。

そろえた工具

今回オイル交換で使ったのはこちらです。

クリッパーバンのオイル交換で使った工具とオイル

14mmのメガネレンチ・オイル受けとポイパック・オイルジョッキ・パーツクリーナー・スロープです。

今回はフィルター交換なしなのでこれくらいのもので交換できました。

用意したオイル

用意したオイルは、日産純正のSN・5w‐30です。自分の車にも使うので20Ⅼのペール缶で買ってたものです。
しっかりSNでほかのメーカーが鉱物油で1万越えのところ、部分合成油で20Ⅼで8000円ほど、1Ⅼあたり400円という超高コスパオイルです。

自分のジムニーで1年ほど使用してますが全く問題なく使えてます。

個人的にスポーツカーなどでなかったら、高いオイルを長く使うより、ある程度の安オイルを頻繁に交換した方が精神的に安心するので好きです。

そうゆう方でなくても、日産純正なのでいろんな方にお勧めできるオイルだと思います。

またペール缶で購入する方にもう一つお勧めしたいのがこれ。

ペール缶の蛇口

少量ずつ注ぐことができ、ふたの上がオイルまみれにならないので余計に汚れず作業できます。数百え円と安く、4Ⅼ缶でも使用できるので、一つ持ってても損にはならないと思います。

作業

最初にフィラーキャップを外し入れるところを確認します。オイル抜いてから何かあると大変なので。

エンジンのヘッド側と、フィラーキャップは助手席のした。レベルゲージは運転席の下にありました。

DR17Vのシートを固定してるロック

シート下のカバーをめくるとロックが見えるので、これを外してシートを上にあげるとエンジンが見えてきます。

DR17Vのエンジンヘッド部

フィラーキャップが見えましたので、今度はドレンボルトを緩めてオイルを抜きます。

ドレンボルトは横向きについてるので、ジャッキアップしなくても行けると思いそのままメガネをかけましたが、地面とのクリアランスが絶妙に狭く回せません。ちなみに純正車高です。

ジャッキをかけるのも面倒なので、前輪をスロープに乗せてみることに。

DR17Vのオイルを抜く様子

無事回すことができ、オイルを排出します。ドレンボルトがオイル受けの中に入ってしまったので抜けきるまで待ちます。

大体抜けてきたらドレンを救出し、綺麗にします。

通常ドレンパッキンは再使用不可ですが、この平たく厚いアルミタイプのものは何度か使いまわしても大丈夫だったので、今回は交換しません。(再使用は自己責任にてお願いします)

綺麗にしたドレンボルトを締めます。

DR17Vのドレンボルトを締める様子

ドレンボルトの締め付けトルクは、35N・mです。ですがトルクレンチがないので、感覚で締めていきます。
オイルパンはアルミでできていおり、なめやすいので注意してください。軽くグっといったらオーケーです。

締めたら、先ほど確認付したフィラーからオイルを入れて、キャップを締めて終わり。スロープから降ろして平らな状態でレベルゲージを確認します。

助手席同様、シート下部のロックを外しシートを上げると黄色いレベルゲージが見えてきます。

エアクリなども運転席側のようです。オルタや補器ベルトも見えました。交換がかなり大変そうですね。

DR17Vのレベルゲージの場所

ゲージを確認します。ちょっと最大値を超えてしまいましたが、ちょっとなのでこのままいきます。

つぎは2.7Ⅼ目指すのではなく、2.5Ⅼほどで様子を見ることにします。

最後に今回触ったところの締め付けなどを確認し終了です。一回走ったら漏れてない確認しましょう。

工具やオイルを買うなら

必要な工具やオイルを買うなら種類も豊富なアマゾンでまとめて買っていしまいましょう。

アマゾンでプライム会員だと通常配送料無料ですぐ届きます!もしプライム会員でないならぜひこの機会に。

月500円お急ぎ便無料だけでなく、プライムビデオプライムミュージックなども使い放題!逆に入らない理由が見当たらないほどお得です。

《アマゾンプライムの登録はこちら》

お手軽オイル交換

いかがでしたでしょうか?DR17Vのドレンボルトは横向きで、車高も低くないのでオイル交換の中でもかなり簡単な車種になると思います。

初めての作業でしたが、工具などの準備を含めて1時間ほどで完了できました。

必要な工具なども少なく、一度そろえればずっと使えるのでかなり安上がり。この機会に挑戦してみてはいかがでしょうか?

少しでも参考にしていただければ幸いです。