【JB23ジムニーの冷却水・クーラント交換】詳しく丁寧に、交換方法、交換時期、使用クーラントなどまとめ

クルマのこと

今回はJB23ジムニーのクーラント交換をやっていきたいと思います。

走行距離14万㎞弱で購入してから二年半。前オーナーがいつ交換したかわからないので、早く交換しようと思いながらも17万㎞を超えてしまいました。

特に減っているわけではなく、汚くもないですが大事なのは予防整備なので、チャチャっとやっちゃってしまいます!

クーラント(冷却水)とは

クーラント(冷却水)とは、水冷エンジンにおいてエンジンを冷却するための液体です。エンジンの燃焼などで発生した熱をクーラントが吸収。熱くなったクーラントはラジエーターへ送られ、冷やされたのちエンジンへ戻ってまた冷却します。

また、クーラントは冬季に凍らない、また流水経路を錆びさせないために様々な添加剤を使ってその性能を高めています。
水では凍って経路が破損したり、錆びたりして取り返しがつかなくなる可能性があるので、代用せずしっかりクーラントを使いましょう。

種類

クーラントは、主に耐用年数と色によって分けられます。

1つ目はLLC(ロング・ライフ・クーラント)です。似てますがエヴァのLCLではありません。寿命は約2年、車検毎に交換するイメージです。これでロングライフなので、昔のはもっと寿命が短かったということですね。
よく使われる色は、です。自分の車の使ってる色と同じのを選びましょう。

2つ目がスーパーLLC(スーパー・ロング・ライフ・クーラント)です。現在主流のクーラントで、LLCよりさらに寿命が延びて、その耐用年数は約4年から10年ほど。もしかしたら、1回も交換せずに乗り換えるなんてこともあるかもしれません。
色は、水色ピンクがよく使われています。

クーラント(冷却水)の交換頻度と量

僕のJB23、3型は緑色LLCでしたので2年毎の交換です。全部で4Ⅼ入ってますが全部はできらないのでリザーバータンク含めても、希釈なしだったら4Ⅼ、50%で希釈するなら2Ⅼで十分ですね。

型式によってはスーパーLLCが入っているようですので、リザーバータンクに入ってるクーラントに色や、マニュアル、ボンネットのエンジンサービス基準などを見てみてください。

また、量が減っている場合は同じ種類のものを補充しましょう。温度によっても量は変わるので、冷えた状態で見てください。
ただし、以上に減っていたり、汚れていたりした場合は、劣化や経路の破損、オイルの混入などが考えられるためお店などで見てもらってくださいね。

そろえた道具とクーラント

今回買ったクーラントはこちら。

古河薬品のクーラント

古河薬品のロングライフクーラントEX!1500円くらいで買えるので、お手軽ですね。希釈タイプで、50%だと-35度まで凍結しないので、これで僕住むの東北でも十分。

2Ⅼ買って薄めてちょうど50%で使います。そしてこちら、安心のメイドインジャパンです。

ほかに用意したのは、クーラントを入れるときように半分に切ったペットボトルと、抜いたクーラントを受けるバケツだけです。交換作業自体には特に工具は必要ありません。

キャップも本来は交換ですが、忘れていたのと、特にゴム部は劣化していなかったので、次回交換したいと思います。

作業前の注意点

まず、交換前はエンジンを温めないでください。できれば、エンジンを手で触っても大丈夫なくらいは冷やしたいところ。
熱いままラジエーターキャップを開けると、熱湯が空高く噴き出してしまいます。それだけならいいですが、火傷する可能性大なので、絶対にエンジンが冷えた状態で作業を開始しましょう。

作業開始

クーラントを抜く

それではさっそく取り掛かっていきます。最初は、抜けるだけクーラントを抜いていきます。ラジエーターの下部、JB23の場合は正面から見て右下にドレンがあります。

jb23のクーラントのドレン
クーラントを抜いてる様子

下からのぞくと、白い樹脂製のドレンが見えました。これを少しずつ緩めると、途中の水色の矢印のところからクーラントが抜けてくるので、下にバケツなどを置いて受けましょう。
ドレンを抜くと一気にドバドバ出てきます。

このときに、上のラジエーターキャップも取っておくと空気が入るので早く抜けてきます。

これで放っておくと約3Ⅼほど抜けます。大体抜けるまでに時間が結構かかるので、この間にリザーバータンクのクーラントを捨て、少し洗います。

汚れたリザーバータンク

タンクのクーラントを抜いてみると、泥のようなものがたまっていました。なので、水道水を入れて何度かジャバジャバすすぎました。

洗剤を使いところですが、絶対にというか、できれば冷却水系統に洗剤など泡立つものは使わないでください。洗剤の成分が残って、経路に入って内部で泡立つと極端に冷却性能が低下し、オーバーヒートの可能性が高まります。
そして、いったん入って循環したのを綺麗にするのは一苦労なのです。

一度入れて、また抜く

いつ交換したのか定かでないクーラントなので、もう少し抜きたいと思います。

一度ドレンを締めて水道水と注入、ある程度循環させてもう一度抜けば残っていたクーラントがある程度抜けてきます。
2・3回やればほぼ抜けますが、今回そこまで完璧は求めてないので1回で済ませます。

クーラントを使う前に水で練習がてらやってみるのもいいかもしれません。

水を注入、キャップなし

こんな感じでペットボトルをセットし、水を入れていきます。しかし、入り口がガバガバでボトルの口の脇から水が漏れてきました。
なので、急遽ボトルのキャップに一つ穴をあけてつけてみることに。

ボトルのキャップの真ん中に穴

こんな感じで開けて置いてみたら、大成功でした。水がひどくあふれることもなく入っていきます。相変わらずガバガバなので、テープなんかで穴の大きさに合わせるといいかもしれませんね。

これである程度水を入れて循環させたのち、もう一度抜いていきます。待つのが面倒なので、ドレンはさっさととってしまいました。抜けたらドレンをしっかり締めましょう。

本番、注入とエア抜き

抜いて、水を入れてまた抜いて、結構抜けたと思うのでクーラントをを入れていきたいと思います。前容量4Ⅼに対して、今回買ったのは2Ⅼ。50%で作っていきます。

先にリザーバータンクのクーラントを作ってしまいます。ちょっとクーラントを入れてしまって、その倍くらいまで水を入れます。タンクなのでアバウトです。

リザーバータンクにクーラントを少し
タンクにクーラントと同じ量の水

こんな感じで入れました。エンジン用にクーラントは節約気味です。あとで、水を入れてかさ増しします。
タンクは車側に取り付けて、ホースもつないでしまいましょう。エア抜き中に液体が出たり入ったりします。

それでは、ラジエーターにクーラントを入れていきます。クーラント2Ⅼ、水2Ⅼなので簡単です。面倒くさがりなので、先にクーラントの原液をすべて入れてしまって、あとは水を入れるだけにします。

クーラントの原液注入

注入し始めたらエンジンをかけて、減ってきたらボトルに足す作業を繰り返します。原液が無くなったら水に切り替えます。
もったいないので、クーラントの容器に水を入れて継ぎ足していきました。

ある程度減っていくと、減るスピードが落ち着いてきます。そしたらエア抜きをしていきます。これもちゃんとやらないとオーバーヒートの原因になるので気を付けます。

とりあえず回転数を上げます。ボンネットの隙間からボトルが見えるので、空気がボコボコと出てくるのも見えると思います。
JB23のスロットルはワイヤー式なので、エンジン側から回転数を上げても大丈夫です。

少し高回転を維持したり、回転数を上げたり下げたり、そうしているとボコボコの空気が減り、液体が盛り上がるだけになってきます。

回転数4000

そうなったらいったんエンジン側に戻ります。今度はアッパーホースをもみもみしていきます。熱くなっているので、手袋や布なのでやけどしないようにしてください。また、エンジンも回転しているので、ベルトやファンなどに巻き込まれないよう十分注意して作業してください。

アッパーホースをもむ様子

もみもみするとポコポコ空気が抜けてくるので、無くなるまで続けます。

回転を上げても、ホースをもんでも空気が出なくなったら終了です。エンジンをかけたままボトルをとり、ラジエーターキャップをしっかり締めましょう。

作業完了

キャップを締め、タンクを取り付けてFULLまで入れ、こぼしたクーラントを洗い流したら終わりです。

次の日120㎞ほど走行しましたが、漏れもなく、水温も安定していたのでこれにて今回の交換は完了とします。排出したクーラントは自治体の指示に従って捨ててくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?意外と、かなり簡単だったと思います。穴の開いたペットボトルのふたがあれば工具が必要ないので、ハードルは超低い作業ですね。

クーラント自体も2Ⅼで1500円ほどなので、失敗してもダメージはほぼありません。劣化して深刻なダメージを負う前に、気軽にチャレンジしてみてください。

少しでも参考にしていただければ幸いです。