11月となりだんだんと気温も下がってきたので、今回は家族の乗っているモコのタイヤ交換の記録を残しておきます。
交換予定のスタッドレス
こちらが今回交換するスタッドレスです。このVRXは、左右非対称パターンで、ローテーションはないので前後左右どこでも装着できるタイヤです。
20年21週製造で溝も減ってきたので、来年は履きつぶして買い替えかなという感じです。
手順と作業
手順は簡単、通常でしたら
1・少しナットを緩める
2・ジャッキアップ
3・付け替えて軽くナットを締める
4・ジャッキから降ろして本締め
といたっ具合です。しかし今回はブレーキの振動やエンジンの振動などがあったので、確認のため全輪を一気に外すことにしました。
こんな感じで上げました。タイヤはつけた状態で回したり揺らしたりして異常がないか確認、外してみて目視で確認しましたが綺麗そのものでした。
ブレーキの振動はいくらかブレーキを踏んでだいぶ減りましたが、エンジンの振動は治らず。低回転の時にぶるぶると震えます。マウントも綺麗そうなんですが…
ちなみに外すときはタイヤが回ってしまうため、家族にブレーキを踏んでもらって外しました。その後付け替えておろして、本締めしたら終わりです。
そろえた工具
それた工具は、十字レンチ(写し忘れ)、電動インパクト、ジャッキ、スロープ、リジットラック、輪留め、トルクレンチです。
トルクレンチはアストロで売られてる5000円ほどのトルクレンチです。30N・mから140N・m?くらいまで使えます。
精度に関しては最高とはいいがたいかもしれませんが、うん万円のものを買って攻勢でさらにお金を取られるのもなんですし、年二回のタイヤ交換ぐらいでしか使う予定がないのでこれで十分だと思います。
ジャッキはメルテックの3t、最高位の高さにひかれて購入しましたが、ジムニーならいざ知れず、それ以外の車種となるとスロープが必要になってしまいます。いづれ買い替えようかと思います。
タイヤ交換だけだったらジャッキと十字レンチ一つあれば交換可能ですね。
ジャッキアップポイント
もこのジャッキアップポイントは下記の画像の通りですが、2パターンあるのでご紹介。
まずはタイヤ交換だけの場合やリジットラックは、横のジャッキアップポイントを使います。スカート部をのぞき込むと、ちょっとした切り欠きがあります。そこの裏側にとってのような固いところがあるので、そこにかけましょう。
間違っても切り欠き部にはジャッキをかけないように。このモコもすでに掛けられてひん曲がってしまっています。
お次は左右のタイヤを同時にあげたい時。適当にジャッキを当てると大変なことになりかねないので、慎重にあてる場所を探しましょう。
リアは簡単です。リアのタイヤとタイヤの真ん中にある丸いところ。リアデフの中心にジャッキをかけます。中心なので比較て安定してあげられます。今回はゴムパッドが入らなかったので布を挟み込んでます。
問題はフロント側。真ん中にかけられそうなところがなかったので、ネットでマニュアルを検索。正面から見て、ちょっと右寄りについてるエンジン(ミッション?)マウントにかけましょう。
もちろん左右対称の位置じゃないので斜めに上がります。怖いですが信じて上げ続けます。真ん中にあげるとこほしいなぁ。
締め付けトルク
ホイールナットを締めるトルクはいくつか?正直そこまで厳重なトルク管理は必要ないとは思いますが、十字レンチを使って締める場合、足などを使って思い切り締めてしまうと国産車のほとんどはオーバートルクになってしまうと思いますので注意してください。
モコ・MRワゴンのホイールナットのトルクは85N・mです。トルクレンチがアストロ製であることと、安全マージンのために95N・mで締めました。
増し締め
本締めをしたらタイヤ交換は終了ですが、50㎞~100㎞の走行距離を目安として、一応安全のために増し締めをしておきましょう。
そしたら今回のタイヤ交換は完全に終了、タイヤの空気圧を確認して今年の冬も乗り切りましょう!
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