【The Grand Tour】グランドツアーで光岡・ラセードが登場!トップギアの3人の珍道中再び

クルマのこと
出典:アマゾンプライムビデオ

The Grand Tourとは

The Grand Tourとは2016年からアマゾン・プライムビデオで配信を開始した自動車番組です。2015年まで『トップ・ギア』の司会を務めたジェレミー・クラークソン、ジェームズ・メイ、リチャード・ハモンドが出演。

番組開始までのことの顛末や、内容など詳しくまとめましたのでこちらをご覧ください。

光岡・ラセード

そして、The Grand Tour・シーズン5・エピソード2で使用されたのが”光岡・ラセード”です。メーカー名が「光岡」、車名が「ラセード」となります。

光岡

光岡自動車
出典:光岡自動車公式サイト

光岡は日本で誕生した第10番目の自動車メーカーです。1968年、ディーラー勤務だった光岡進が自動車整備、板金塗装業で独立。
中古車販売で店舗を拡大し、50㏄エンジンを搭載した”ゼロハンカー”を発売しました。

1985年にアメリカ視察の後、大手メーカーの車をベースとして内外装をカスタムしたパイクカーを開発。1987年に、フォルクスワーゲン・タイプ1をベースとした「光岡・BUBUクラシックSSK」を発売。これが後の、ビュート、ラセード、ガリューなどにつながります。

さらに、ロータス・スーパーセブンを模した「光岡・ゼロワン」を開発し型式指定を受けたことで、日本の10番目の自動車メーカーとなりました。
同時にパイクカーの販売も拡大。イギリス車のような独特のスタイリングと和名を持った車を多く投入されました。

最近では、アメリカンな見た目を持つ「バディー」「ロックスター」などを発表し話題に、納期まで2年待ちなど大人気となっています。

ラセード

光岡・ラセード
引用:Wikipedia

そんな光岡で製造されたラセード。初代は1990年から1993年まで、2代目は2000年から2006年まで販売されました。

初代は日産・シルビアs13、2代目はシルビアs15がベース車となっており、シルビアのエンジンやアクスルなどを独自の延長フレームに取り付けています。
そのため、ホイールベースは900㎜延長、切断したボディにFRP製ボディを架装し各部補強が加えられています。

エンジン、ミッション、などはシルビアのまま。内装もエンブレム以外ほぼシルビアとなっていますが、フロントアクスルが前進したことでステアリングコラムシャフトは延長されています。

s13型改はCA18DEエンジン、s15型改はSR20DEエンジンが搭載されており、じじゃフレームにシルビアのものコックボディを補強材とした改造車として登録されています。
長いホールベースとロングノーズ・ショートテールのスタイリングにより、現代の車にはない操作性を楽しめる唯一無二の車となっています。

今回の旅(ネタバレあり)

グランドツアー・シーズン5・エピソード2
出典:アマゾンプライムビデオ

2023年6月に公開されたシーズン5・エピソード2。旅はスロベニアを含む数か国をまたいで中央ヨーロッパを横断するというもの。

今回も例にならい、3人は各自旅で使う車を用意してきました。「これまで誰も旅に使わなかった車」がテーマの今回、番組冒頭ジェレミーが乗ってきた車が”光岡・ラセード”です。

登場してジェレミーは光岡の改造を偉大と評価しましたが、ボディに対して引っ込みすぎたホイールを見てリチャードは「きっと薬を使ったんだ」と発言。

ちなみに、リチャードはコンバーチブルでありながらピックアップでもある変わり種のシボレー・SSR。ジェームズは75年前にアメリカの家電屋が作ったコンパクトカーであるクロスリー・CCコンバーチブルでした。

いたずら

彼らの旅では恒例となっている車へのいたずら。あるホテルへ泊まった時、ジェレミーとリチャードは車体の小さなクロスリーを持ち上げ、勝手にレストランへ移動。

ジェームズは仕返しとして、SSRにはブレーキ踏んだ時に出るベルの音やウインカーとクラクションをつなぐなどし、ラセードにはフロントのタイヤハウスの上に豪華な燭台を設置しました。

いたずらされたラセード
出典:アマゾンプライムビデオ

なんとも突飛な発想ですが、意外にもいあっているのがツボ。チャラチャラ音を出して走る姿は、どこか愛らしくもあり笑ってしまいました。

対決

その土地ならではの対決をするのも恒例。ハンガリーではアーチェリーが盛んなことから、馬に乗った射手からどれだけ矢を受けずに走り切れるかという対決を実施しました。

1代目はクロスリーから、驚くほど遅いクロスリーは絶好の的となり14本もの屋が当たりました。2代目はSSR、V8のパワーとスピードで10本のヒット。しかし、途中で的を落とした罰でプラス4本となり14本に。

そして3代目がラセード。草原の上を馬に追われながら爆走し6本のヒット。優勝しましたが、燭台は振動で壊れ、助手席に乗せていたナイジェル・マンセルの蝋人形は首がもげてしまうという悲し結果で終わりました。

射手に狙われるラセード
出典:アマゾンプライムビデオ

大健闘

彼らの旅に参加した車はことごとく悲惨な目に合う運命ですが、そんな中でもラセードは最後まで大健闘。大きなトラブルもなく目的地までたどり着くことができました。

残念ながらすでに製造・販売は終了しており、グーネットでは6台しか販売されていません。最低価格も150万円からで、購入できるのも今だけかもしれませんね。

今回のエピソードはアマゾンプライムビデオで配信されていますので、よかったら登録してみてみてください。

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