GTAシリーズを手掛けているロックスター・ゲームスの公式から、12月に次回作のトレーラーを公開するという告知が発表されました！
これがGTA6を指すものなのかは不明ですが、今後GTA6についての盛り上がりが激しくなっていくでしょう
これまで25年にわたり愛され続けてきた『グランド・セフト・オート』シリーズ。他を圧倒する自由度の高いフリーワールドゲームで、何でもやり放題なのが特徴。
タイトルを直訳すると「自動車重窃盗」となるだけに、車やバイクなどの乗り物に対する情熱は強いようで、GTA5では車のカスタムも一つの大きなコンテンツとなっています。
そこで今回は、GTA6に登場するかもしれない車両を予想してみたいと思います！
GTA（グランド・セフト・オート）
1997年に発売された『グランド・セフト・オート』。初代である本作は、2Dトップダウンビュー視点のオープンワールドアクションゲームで、アメリカの架空の都市である”リバティシティ”を舞台に、犯罪者として様々なミッションを遂行していきます。
自由な探索、犯罪活動、暴力的要素、個性的なキャラクターが特徴的で、一部の地域では発売禁止になったり、規制を受けたりしました。
2001年に発売された『グランド・セフト・オートⅢ』では、3Dでのオープンワールドとなったことで没入感が大幅に向上、800万本を売り上げる大ヒット作となり今後の続編製作のきっかけとなりました。
その後、2002年には『グランド・セフト・オート・バイスシティ』（以後VC）、2004年には2750万本以上売り上げ、PS2で最も売れたゲームとなった『グランド・セフト・オート・サンアンドレアス』（以後SA）が発売されるなど超ヒット作を連発。
2008年には『グランド・セフト・オートⅣ』（以後GTA4）が発売。物理エンジンの導入によ、さらにリアルになったリバティシティを歩き回れるようになりました。
そして2013年に発売された『グランド・セフト・オートⅤ』（以後GTA5）。発売直後に6つのギネス記録をたたき出し、今までに1億本を超す売り上げを記録。
シリーズ史上最も広大なマップ”ロスサントス”を舞台に3人のキャラクターを操り、オンラインも充実。21世紀で最も成功したゲームとなりました。
登場車両の傾向
乗り物に熱の入ったゲームシリーズであるGTAには、登場する車両に傾向があります。1つはモデルとなる車が存在している場合が多いこと、もう一つはシリーズをまたいで登場する車両があることです。
今回は、この条件をふまえて予想していきたいと思います。
登場が予想される車両（バイク）
バイクという単一のジャンルしかないGTAシリーズでは、スポーツバイク、オフロードバイク、アメリカンなバイクなどすべての二輪車がここに詰め込まれています。
その取り回しの良さから、多くの人に愛用されているジャンルでもあります。
1｜Faggio（ファギオ）
GTAVCから継続して登場しているバイク。過去作ではピザのデリバリーバイクなどもありましたが、GTA5では唯一のスクーターで、次回作でも登場の可能性が濃厚。
モデルとなっているのは”ベスパ・50s”など。GTA4では最新型のファギオが登場しましたが、GTA5ではクラシカルな見た目に戻りました。「バイカーアップデート」ではGTA4モデルの”ファギオ スポーツ”が追加されています。
さらに、ファギオの派生である”ファギオMOD”も追加。イギリスで1960年ころに流行ったカルチャーの一種「モッズ（MODS）」が由来となっており、ファギオのようなスクーターを派手に改造したものが多く走っていました。
2｜Sanchez（サンチェス）
”マイバツ・サンチェス“はGTAVCに登場して以降、すべての作品でオフロードバイクとして登場しており、そのデザインもほとんど変わっていません。
また、GTALSCでは、サンチェスのオンロード版のような”マンチェス”が登場。おそらくオフロードバイクをオンロード用にカスタムしたモタードが由来。
GTA5ではサンチェスの兄弟社のような位置づけで、軍用仕様の”マンチェススカウト”追加されています。
ファギオと同様に伝統があり、数少ないオフロードバイクなので次回作でも登場する可能性が高いと言えます。
3｜PCJ 600
GTAVCから登場している古参バイク。VC・SAでは”スズキ・SV650”のようなハーフカウルタイプのバイク。LCSでは”カワサキ・ZZR600”風のデザインになっています。
GTA4からはネイキッドタイプとなって登場。”ドゥカティ・モンスター600”のようなパイプフレームが特徴的。GTA5では”カワサキ・ZRX”的デザインとなっています。
無難な性能、無難な見た目のこのバイクは次回作でもこの立ち位置を維持して登場すると思われます。
4｜Freeway（フリーウェイ）
GTAVAからSA、LCS、４と登場しているアメリカンバイク。おそらく”ハーレーダビットソン・FX”シリーズをモチーフにしていると思われるデザイン。
GTA5では登場していませんが、フレーム形状的に”バガー”が後継だと思われます。次回作がアメリカかどうかはわかりませんが、世界的に人気の高いアメリカンタイプのバイクなだけに登場する可能性は高いと思います。
5｜BF-400
GTA5には「スタントライダーズ」アップデートで追加されたバイクです。”BF400”というネーミングはGTASAで存在したバイクから。SAではGTA5でいうPCJ600のようなネイキッドのデザインでした。
再登場した際にはネイキッドではなく、”ヤマハ・テネレ”風の大排気量のオフロードバイク、通称”ビッグオフ”スタイルで登場。サンチェスの上位互換的な立ち位置となっています。
オフロードとオンロードのどちらでも走れるような、「アドベンチャー」というジャンルが確立している昨今、次回作ではそういったジャンルを担うバイクになるかもしれません。
6｜FCR-900・1000
FCRという名前の付いたバイクはGTASAで存在していましたが、その時は”FCR900”でフルカウルのスポーツレプリカといったスタイルでした。モデルとしては”ドゥカティ・900ss”といったところでしょうか。
GTA5には「カーディーラー」アップデートで追加されましたが排気量が変更されたのか”FCR1000”となって登場します。デザインも多く変更されており、一番変わったのはエンジン。水平対向エンジンとなり”BMW・R line”風の見た目になりました。
水平対向エンジンという個性を持ったこのバイクも、BMW担当として今後も登場する可能性があります。
7｜Zombie（ゾンビ）
GTA4においてロストMCが愛用していたアメリカンバイク。”ハーレーダビットソン・FLSTSBクロスボーンズ”のようなデザインですがスプリンガーフォークではありません。
GTA5に再登場した際には前作とほぼ同じの”ゾンビ チョッパー”と新しく”ゾンビ ボバー”が追加。ボバーはスプリンガーフォークに変更となっています。
スタイル的には”デーモン”と似ていますが、こちらの車両の方が丁寧に作りこまれている印象。次回作に出るならこちらの方が可能性が高いのではないでしょうか。
その他
個人的に次回作に登場してほしいのがこちらのバイク。過去を舞台にした作品なら”インディアン・チーフ”。改良を重ねながら現在まで販売が続けられており、タイヤを覆う重厚でクラシカルなデザインが特徴。ハーレーと並ぶ人気と伝統があるバイクです。
そして現在・未来が舞台の場合は”アーチモーターサイクル”のバイク。一つ一つオーダーメイドで、手作りのこのバイクメーカー。実はあのハリウッドスター”キアヌ・リーヴス”の立ち上げたバイクメーカーです。
「サイバーパンク2077」にも登場し話題となったこのバイクは、非常に高性能で個性的なデザイン。ぜひ登場してもらいたい1台です。
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