今も昔も変わらず大人気のジムニー、その人気さゆえにタイヤの種類は様々です
そしてジムニーにおいてタイヤは大きく印象を変える要因の一つでもあるので、自分の理想のタイヤを見つけたいところ
しかし、純正タイヤからクロカン用のごつごつしたタイヤまで、それに加えてサイズもたくさんありどれを選ぼうか迷ってしまいます
そこで今回はジムニーのタイヤ履き替えを検討してる方に向けて、タイヤの紹介と選び方を解説していきたいと思います！
はじめに
本当にジムニーにはたくさんの選べるタイヤがあります。
この記事ではJB64やJB23などの軽規格のジムニーに焦点を合わせています。基本的にこれらのジムニーでオーバーフェンダーをつけないと185/85/r16サイズまでが車検適合サイズです。
ちなみに純正は175/80/r16となってます。
オーバーフェンダー取り付けもジムニーは軽規格ギリギリなので9㎜が限界で、195を超えると車検に通るか怪しいところです。
これから紹介するタイヤには車検に通るものを中心に紹介しますが、このサイズを超えるタイヤを装着する際は、ショップに相談する、構造変更をするなど取り付けは自己責任にてお願いします。
H/T（ハイウェイテレーンタイヤ）
H/Tタイヤは、街乗りや高速道路などのオンロード（アスファルトなどで舗装された道）をメインとしたタイヤです。
このような道においてグリップ性能やウェット性能はオフロードタイヤより優れ、乗り心地がよく静かです。
また転がる際の抵抗が少ないので、燃費の点においても4つの中でもとも優れるでしょう。
見た目の迫力などは少ないですが、その分オンロードでの性能でメリットの大きいタイヤです。
純正や純正の雰囲気を残したカスタム、またよく遠出をする人などはこのタイヤを選ぶといいかもしれません。
おすすめのH/Tタイヤ
１・BRIDGESTONE デューラー H/T 175/80/R16
このタイヤは現在のJB64で純正採用されているタイヤです。
僕も2年で3万キロ近く使いました。軽く静かで、出だしもスムーズ。とても快適なので、マットタイヤなどに乗り疲れた方は一度使ってみても面白いかもしれませんよ。
２・グッドイヤー EfficientGrip SUV HP01 175/80R16
なんと、グッドイヤーからも同サイズでオンロードタイヤが出ています。人とは違ったオンロードタイヤならこのタイヤもいいですね。
走行性能も大手メーカーなので純正同等で安心できます。
A/T（オールテレーンタイヤ）
A/Tタイヤはオンロードタイヤとオフロードタイヤの特徴を併せ持ったオールマイティなタイヤです。
M/Tタイヤには劣りますが、軽い未舗装路や林道などでは十分なグリップ力を発揮し、通常の舗装路などでは普段使いも実用的な範囲のオンロード性能を持っています。
サイズも185/85/R16にすれば純正より迫力が増し、さりげないカスタム感も演出できます。
タイヤノイズもそこまで酷くないので、街乗りメインでたまにキャンプや釣りに行く人なんかにはピッタリのタイヤだと思います。
おすすめのA/Tタイヤ
１・ヨコハマ ジオランダー A/T G015
A/Tといえばこのタイヤというほど有名なタイヤの一つがこれ。
このG015では新パターンになり、オフロード性能が向上。スノーフレークマーク付きなので軽い雪道にも対応可能なオールラウンダーです。
サイズも様々あり、純正と同サイズや一回り大きい185/85R16、215/70/r16なんてのもあるので自分に合ったサイズを選べるのもうれしいですね。
２・TOYO OPEN COUNTRY A/T III 175/80R16
トーヨーからもA/Tタイヤが出ています。
A/Tタイヤながらそのブロックパターンはかなりごつごつしており、オンロードだけでなくオフロードでの走行が大きく期待できます。
また見た目の点においてもほかのA/Tタイヤより迫力がありますね。
R/Tタイヤ（ラギットテレーンタイヤ）
R/TタイヤはM/TタイヤとA/Tタイヤの特徴を併せ持ったいいとこどりなタイヤです。
M/Tタイヤに勝るとも劣らないごつごつとした見た目を持ちながら、走行性能はA/T並みといったまさに求めていた新カテゴリータイヤです。
本気でオフロードは攻めない、でも迫力はが欲しい。そんな人には最もベストなタイヤと言っても過言ではないかと思います。
M/Tタイヤに劣るといえど、そのオフロード性能は純正とは比較にならないほどのオフロード性能を持ち合わせています。
おすすめのR/Tタイヤ
TOYO オープンカントリーR/T 185/85R16
R/Tタイヤで最もお勧めしたいのがこのオープンカントリー。
2016年に発売され、ホワイトウォールが発売されてからは、その人気は爆発的に上昇。街中でもよく見かけるようになりました。
ブロックパターンは、よく見えるタイヤの端がM/Tの性能を確保しごつごつと迫力ある形状に、真ん中のセンター部はオンロードでの操縦性やノイズ低減を考えたパターンになっています。
また特徴的なホワイトパターンは片側だけについておりローテーションもないので、それを内側にすることで通常の真っ黒なタイヤも楽しめます。
またブロックパターの迫力だけでなく、一番選ばれているであろうサイズの185/85/R16では外形が純正より約15㎜もアップするので車高でも迫力が増します。
僕もこのオープンカントリーの履き替えましたが車高のアップは体感で分かるほどです。
値段もそこまで高くないので本当にお勧めのタイヤです。
M/Tタイヤ（マッドテレーンタイヤ）
M/Tタイヤはオフロードでの走行をメインとしたタイヤです。林道、砂利道、泥道などでその性能を発揮します。
そのためタイヤのブロックは大きく見た目も4つのタイヤの中では一番迫力がありいかにもオフロード車という感じです。
その反面、オンロード性能は犠牲となっており、走行中の振動や走行音が大きく、街乗りがメインの方や舗装路などでの走行性能、乗り心地が少しでも気になる方には不向きのタイヤです。
おすすめのM/Tタイヤ
１・ヨコハマ ジオランダー M/T G003 185/85R16
M/Tタイヤおすすめの一つ目は、またもヨコハマからジオランダーM/T。
ヨコハマオフロードタイヤの新たなフラッグシップとなるこのタイヤは、多くのオフロードレースから得られたデータをもとに作り出されたタイヤ。
そのパターンはオフロード性能が追及され、本格的な未舗装の道を切り開くことに十分耐えうるでしょう。
そのうえオンロードでの快適性にも最低限の配慮がなされ、街乗りでも使用できるようになっています。
２・BRIDGESTONE デューラー M/T 185/80/R16
二つ目はブリジストン、デューラーからのM/Tタイヤです。
泥道などのマッドな道でのトラクションやハンドリング性能、耐摩耗性を追求しながらも、オンロードでの乗り心地や静粛性にも配慮されています。
またタイヤのサイド部は、岩場での損傷を軽減できるように作られており、デューラーの文字を白くかたどられたアウトラインホワイトレターも選ぶことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
今回はタイヤの種類を大まかに4つに分けて特徴とおすすめのタイヤを紹介してみました。
選び方を簡単にまとめると
・オンロードでの乗り心地と燃費重視の人→H/Tタイヤ
・舗装路と軽い未舗装の走行性能の両立をしたい人→A/Tタイヤ
・M/Tよりましなオンロード性能と未舗装路性能に見た目のいいとこどりがいい人→R/Tタイヤ
・舗装路での乗り心地を犠牲に本気のオフロード性能とワイルドな見た目をえたい人→M/Tタイヤ
こんな感じではないでしょうか。
ジムニーはタイヤの種類が多く、選ぶのが大変ですが選んでる時間が楽しいのも事実。
また種類が多いために値段も比較的価格が抑えめなのがうれしいですね。
求める性能や履きたいホイール、自分のカスタムに合わせてタイヤを選び理想のジムニーを作り上げましょう！
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