今回は、家族に頼まれたのでスバル・サンバー(TT2)の荷台の塗装をやっていきます。
状態
数年前中古で買ったこのサンバー、走行距離は6万キロほどで20近く前の個体で結構ガタが来ています。箱はもともとあって、アオリはさびて朽ち果ててしまい取り外してる状態。あとで中古品を買うそう。運転席周りもなんか橙色の混じった変な白で所々補修されています。
多分一度塗装されてる感じ。謎の配線も左右から飛び出し、鉄板は歪んで錆びだらけです。このまま塗ったって…
機械的な面で言うと、冷却水は月一でつぎ足し、クランクシールからはオイルがにじみ出ています。あとはシャリシャリ異音がするくらい。これでもやはりサンバーはサンバー、美しい4気筒の音と、力強い加速を見せてくれます。
作業指示
「ちょっと塗ってくれ」と白い缶スプレーを渡されました。せめてちょっとサンドペーパーをかけて洗車してから塗りたいものですが、塗るのは二台の超狭い範囲で、そこだけきれいにしても浮いてしまうので、もう適当に塗っていくことにしました。
作業開始
正直、ボロボロな軽トラは下手に綺麗にしない方が味があって好みですが、頼まれたものはしょうがない。チャチャっと終わらせてしまいます。
マスキング
まずはマスキングから。下地処理もなしなので、今回のきれいさはここで決まると思いつつできるだけ丁寧に。ちなみに箱部分は塗りません。
特にテールライト、黒いエンジンカバーの部分は端までしっかり覆いました。箱の留め具のとこもちょっとマスキング。タイヤは適当に新聞をかぶせておきました。
ぴんととテープを張ってボディーの隙間に滑り込ませると、奥の方まで余計な塗料が届かずいい感じに塗り分けられます。
塗装
さっとタオルで塗るところを拭いてから塗っていきます。使った、というか渡されたスプレー缶はこちら。
いいね!安そう!そうそうこれくらいでいいんだよね軽トラは。とか言ったりして、自分自身適当整備は大好きだから、今回も適当にやるぞとウキウキだったりしてます。
10月の下旬ですがこの日は天気が良く、気温も高め。荷台を一周してると最初に塗ったところは塗り重ねできそうな感じになってました。
リアを中心に2,3回重ね塗り。下地処理していないので、タオルで拭いて消えなかった汚れはうっすら見えたり、錆びの酷いところは塗りにくかったです。
そしてこれが塗り終わった後。
気持ち綺麗になってると思います。でも余計に箱がきたなく見える!ただ依頼主からはOKサインをいただきましたのでこれにて終了とさせていただきます。
終わり
お昼ご飯をはさんで、ほぼ乾いたのでマスキング・新聞をはがしておしまい。作業自体は30分ちょっとで終わりました。
誰の役に立つかもわからない内容でしたが、とりあえず忘備録として記録に残しておきます。どんな適当な整備しても味になる軽トラって最強ですね。
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